【鋸山(千葉)】初心者必見!コース・所要時間を徹底解説!踏み出せ、登山のはじめの一歩!

鋸山に初登山で登った時の写真。通称ラピュタの壁を見上げた時の一枚。

こんにちは、バギーズです。

祝、初登山!!

登山初心者へオススメの千葉県にある鋸山(のこぎりやま )に登ってきました。

アクティブに登りたい、でも体力に自信がないような人にはぴったりの山です。

  • 都内から1時間の立地(日帰りOK)
  • 前も後ろも絶景
  • 低山でも登りごたえ十分(所要時間5時間 ロープウェイなし)

下山(げざん)後の温泉も最高のひと時になるので、周辺スポットも含めて紹介しますね。

これから登山を始めたい方は計画してみてください。

スポンサーリンク

鋸山とは?

読み方:のこぎりやま

住所:千葉県富津市

標高:329.5m

アクセス:

  • 電車:JR内房線 浜金谷駅 または 保田駅
  • 車:富津館山道 富津金谷IC または 鋸南保田IC から国道127号を約15分
  • フェリー:東京湾フェリー(久里浜港→金谷港)で約40分
バギーズ
バギーズ

バギーズのオススメはフェリーです。車ごとフェリーに乗れるので、登山以外でも楽しめます。

時間に余裕がある方は是非計画してみて下さい。

山頂には日本寺と呼ばれる寺院があり、大仏もあります。

観光目的の方はロープウェイでもいけます。

登山ルート

楽しいルートは何パターンもあり、どれも初心者にオススメです。

難易度は初級です。

こちらの地図が見易かったので使わせて頂きます。

鋸山の地図と登山コース。

出典:https://nokogiriyama.jp/nokogiriyama-map/

バギーズのルートを地図に書き込んでみました。

  1. 登りコース:A → C → 日本寺 → 地獄のぞき(約1時間)
  2. 山頂へのコース:C → D → E → F → G(約1時間)
  3. 下山コース:G → F → E → B → A(約1時間)
  4. 天然温泉 海辺の湯(車で約10分)

所要時間はバギーズが実際にかかった時間です。

休憩を入れながら登ったので、登山開始から温泉に入るまででトータル6時間くらいでした。

バギーズ
バギーズ

初めての登山なので、日帰りでゆとりを持った計画にしました。

それぞれの区間で休憩を30分以上とっています。

時間は掛かりましたが、帰りの運転に支障が出ない程度の疲労度でした。

車で行かれる方は運転の体力も考えて、無理ない登山計画をして下さい。

登山記録

ここからは実際に登った時の状況をお伝えします。

6月後半の梅雨真っ只、たまたま晴れた日に登りました。

バギーズにとっても人生初の登山、この日を迎えるまで入念な準備をしてきました。

準備期間のエピソードはこちらをご覧くだい。

また、準備期間に揃えた装備品もまとめています。
鋸山登山の準備にも使えるかも。

⏰7:30

表参道の待ち合わせ場所

都内某所に集合、

ガチ登山スタイルのキャプテンジョンが満面の笑みで手を振ってやってきました。

登山スタイルとは正反対の閑静なオフィス街が少しざわつかいた気がしました。

そこから車で走ること1時間半、千葉県富津市に到着しました。

まずは何処に車を止めるのか?事前に軽く調べてはいましたが、

実際に到着してみると道が細くて駐車場の位置に迷いました。

無料駐車場もいくつあるみたいなので、入念にチェックして行くといいです。

バギーズ
バギーズ

駐車場までは一方通行の細い道が多いです。

登山計画は車を止める場所から計画しなくてはいけませんね。

⏰9:30

鋸山の麓にある喫茶店"KOU'S"

バギーズが止めたのは香豆珈琲(KOU’S coffee)の駐車場、お店を利用すると駐車場がタダになります。

マスターが手作りしたお店はとにかくお洒落!!

登山前に優雅なひと時を体験出来ます。登山なしで足を運んでみるのもいいですね。

⏰10:30⏰

香豆珈琲でまったりしてしまいましたが、いよいよ登山開始です。

香豆珈琲から歩いて10分くらいでスタート地点に着きます。

鋸山の400段ある階段

事前調査不足でびっくりしましたが、

登山なのにいきなり約400段の階段を登ります。

ここで体力の半分くらいを使い切りますから、急がずにゆっくり一段づつ登ってください。

鋸山の進行方向の景色。通称ラピュタの壁。
鋸山の背面の景色。港町がきれい。

前方には鋸山の壮大な壁が、後方には綺麗な港町が見えて気持ちいいです。

鋸山の地獄の分かれ道

30分くらい登ると分かれ道に到着します。

左に行くと山頂右に行くと地獄のぞき

今回は欲張って両方見ることにして、まずは地獄のぞき(右)から行きました。

⏰11:30⏰

鋸山の大仏

日本寺に到着しました。ここで入園料が700円かかります。現金をお忘れなく。

日本寺のエリアに地獄のぞきがあります。

我々はガチ登山スタイルで入園しましたが、

周りには普通の格好で、サンダルの人もいたりします。

ここで初めて気づきましたが、ロープウェイや車で来れるようです。

山登りはちょっと・・・という方でも楽しめるのが鋸山なんです。

⏰12:00⏰

鋸山の1番の名所「地獄のぞき」

地獄のぞきでひとしきり景色を堪能したら、次は山頂を目指します。

登り初めて1時間半で心が折れかけて、ここで下山しちゃう?なんて話しましたが、

疲れた体に鞭を打って歩き始めました。

バギーズ
バギーズ

一人だと諦めちゃうところも、

仲間と一緒なら励まし合って先に進めることを実感しました。

山頂に行くための分かれ道まで戻ります。

先頭を行くキャプテンジョンは黙々と下っていきます。

ちょっと早くない???

ぱた子とバギーズはその背中を追っていましたが、いつまでたっても分かれ道が出てきません。

あれ?通り過ぎてない?

バギーズ
バギーズ

降りる時は早歩きになってしまうので、

周りを見ていないと道を間違えてしまいます。注意しましょう。

⏰12:30⏰

鋸山のラピュタの壁を見上げる
鋸山の石切の歴史

5分くらいロスしましたが、分かれ道に戻って、また登山再開です。

途中で石切場の跡地があります。

昔はここで石を切って、色々な場所に運んでいたようです。

ここから見上げる石の山は壮大でした。

ここが一番ラピュタっぽいです。

⏰13:00⏰

鋸山の山頂付近の展望台からの景色

東京湾を望む展望台に到着しました。

広くはないですが、ここが頂上?と勘違いするくらい見晴らしのいい場所です。

ここで本日1つ目のイベント、登山飯です。

バーナーを使ってお湯を沸かします。

山頂付近でカップラーメンを食べることは当初の計画通り、

そのために2リットルの水を背負って登ってきました。

最後まで悩んだカップラーメンの味は・・・・・

鋸山の展望台でお湯を沸かした時の写真
鋸山の山頂で食事。グリーンカレーのカップラーメン。

まさかの「グリーンカレーラーメン」です。

初登山でチョイスするのは我々が人類初かもしれません。

でも予想に反してこれが絶品で疲れた体を癒してくれました。

しかし、恐ろしい事にここで我々の持ってきた水がほぼ底をつきました。

バギーズ
バギーズ

摂取する水の量も計画的に!!

バギーズはラーメンの事ばかり考えていましたが、登山中は沢山水を飲みますし、

ラーメンを食べると喉が渇きます。

いったん休憩してしまうと、体が恐ろしく重く感じました。

鋸山で二日酔い

ここでまたまたトラブル発生!!!

前日の飲み会で二日酔いのキャプテンジョンが頂上目前でグロッキー状態になりました。

バギーズ
バギーズ

登山前日の飲み会はなるべく避けて下さい。

低山だから大丈夫と思っていても、N部長のように倒れてしまいます。

幸いジョンはグリーンカレーで復活したので大事には至りませんでした。

山頂まではあと一息、ここから20分くらい歩きました。

⏰13:30⏰

鋸山山頂
鋸山の山頂で撮影

え?ここ山頂ですか?

周りの人たちに確認してしまうほど山頂はこじんまりしています。

2つ目のイベント、山頂まで登りきる事!!じわじわと山頂まできた感動が湧いてきて、

何か証を残そうと、荷物掛けにザックをかけてきました。

山頂滞在時間はおよそ3分、この後の工程を考えて急いで山頂を後にしました。

下山をなめていたわけではありませんが、不覚にも足がガクガクしてきました。

「椅子を発明した人は天才ですね」

なんて会話をしながらしっかりベンチに座って休息しました。

⏰15:00⏰

鋸山の下山

最後の30分は無言で歩きました。

ようやく鋸山を下山して本日最後のイベント天然温泉 海辺の湯に車で向かいました。

⏰16:30⏰

鋸山を登った後の一杯

かんぱーい!!

鋸山付近のアジフライ
鋸山付近のひじきの天ぷら

ここは天国かもしれません。

温泉で疲れた体を癒した後は最高のご褒美を頂きました。

キンッキンッに冷えたジョッキで喉を潤して、

アジフライやひじきの天ぷらでお腹も満たされ最高に気分良かったです。

バギーズ
バギーズ

グリーンカレーラーメンの味をたまに思い出して食べてしまいます😁

興味がある方は是非お試しください。

初登山の課題

以上が、我々の部活の初めての活動でした。

鋸山は初心者にとっては最高の山でしたが、登山の課題がいくつか見えてきました。

  • 駐車場を事前に調べる
  • 諦めない気持ち
  • 下山の速度配分
  • 水不足
  • 二日酔い

次回はこの課題に対する対策を打ちたいと思っています。

遅くなりましたが、我々のことはこちらから。

追記

初登山から1年が経過しました。

1年間で部員も増え、部活動は9回実施しています。

これまでの部活レポートもご覧ください。

棒ノ折山
筑波山
タイトルとURLをコピーしました